グラシエルロ。
編入した際にはスピンオフクエストが存在する数少ないキャラクターです。
彼はコインブラのゴロツキですが、格闘センスはずば抜けています。
彼のお気に入りの場所「コインブラ展望台」でいつも喧嘩の毎日。

そんなグラシエルロが密かに恋を抱く女性。
それが「史上最高の美女」カミユです。(クエスト文の表現をそのまま引用)

職に就かず街で暴れてばかりのグラシエルロ、
そんな彼を毛嫌いするカミユ、当然二人の関係は「不仲」です。


拳で語ることしか出来ないグラシエルロは、カミユの兄が所属するコインブラ格闘団や、
格闘技で有名なリボルドウェ警備格闘団に「道場破り」をすることで、
カミユの気を引こうと画策します。
こんな間違った形で女性の気を引く事は、男性誰しも一度は経験あるはずです。
先ずはリボルドウェ警備格闘団に道場破りに行きます。

リボ兵100人相手に組手を行います。
100人相手だろうがグラシエルロにとっては烏合の衆。
格闘集団として有名なリボルドウェ警備兵をあっという間に倒し、
看板を壊し道場破り成功です。

間髪居れずに次はコインブラ格闘団。ここはカミユの兄が所属しています。

簡単にコインブラ兵を倒していき、ついに格闘団教官「エポリテ」の登場。
そうです。何を隠そうこの「エポリテ」こそがカミユの兄なのです。
俄然、力が入るグラシエルロ。

なかなかの腕ですが、グラシエルロの前では敵ではありません。
グラシエルロの渾身の蹴りを受けた「エポリテ」はそのまま帰らぬ人となります。

すぐさまカミユの元に兄の訃報が届き、GE史に残る名場面が訪れます。
グラシエルロのスピンオフクエストとしては見せ場シーンです。




素直に謝れない男は損をします。
言い放ったグラシエルロの言葉はカミユを深く傷つけます。
もはや、泣き崩れたカミユにかける言葉はありません。

拳だけが全てだった彼にとっては非常に辛い時間でした。
憂さ晴らしに街のゴロツキを倒し、道場の看板を取り返しに来たリボ兵も返り討ちます。
それでも言い難い彼の苛立ちは収まりません。

がむしゃらに街を飛び出して行き着いたのは、オーシュにある「エポリテ」の墓。

自問自答しても答えが見つからない。彼は本当に参っているようです。
そんなグラシエルロを遠くから見つめる謎の老人。

辛い精神状態のグラシエルロを見守るこの老人は一体?!
スピンオフクエスト1章が終わりました。
続きはまた後日にでも。
つづく。